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メタルクラリネット

こんにちは、竹中です。

最近少しづつ涼しくなってきましたね。夏が終わろうとしていますが、みなさま素敵な夏を過ごされましたでしょうか?
季節の変わり目は健康を害しやすいです。インフルエンザがはやってるようですし、お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。
またこの時期は人間だけではなく楽器も異常を起こしやすいので、急な温度の変化、湿度の変化などには十分気をつけましょう。

今回ご紹介します楽器はこちらです。

メタルクラ

ソプラノサックスのようにも見えますが、これはクラリネットです。
メタルクラリネットといって、管体が金属で出来ています。
とても珍しい楽器で、私も数回しかお目にかかったことはありません。主にジャズプレイヤーの方が使用していることが多いです。

普通のクラリネットより、管体が金属な分よく響きよく鳴ります。音質はソプラノサックスに近いかも知れません。意外なほど音が出てびっくりします。不思議な楽器です。

タンポの交換と全体の磨きを行います。

まず、磨くためにキィを全て外します。

メタルクラ4

こんな感じです。

メタルクラ5

管体は細く、音孔が管体から飛び出ています。木製のクラリネットの場合ですと、管体に木の厚みがあります。またその木に穴を開けるため音孔も深く、自然と高くなります。
これと同じ状態を金属で作ると、管体には厚みはなく細くなり、音孔部分は木の厚み分飛び出すことになります。

管体を太くして、音孔を低くすればいいじゃないか…それはソプラノサックスです。

参考までに普通のクラリネットです。こちらはニッカン(ヤマハの前身)の楽器です。
見比べてみて下さい。

ニッカンクラ

まるで別の楽器のようです。


さて、磨きの作業ですが、細かな部分は綿棒などで丁寧に、大きな部分はクロスで、磨き剤をつけて磨いていきます。また、銀メッキの楽器を磨くときは基本的に縦方向に磨いていきます。
楽器を回すように横方向に磨くと磨き傷が目立ちかえって汚くなってしまいます。
音孔の都合などで、どうしても縦方向に磨けない場合も、縦に磨くという気持ちを持って磨きます。
気持ちがとても大切です。

そしてタンポ交換も行い、出来上がり。

メタルクラ2

毎回毎回、作業前、中、後の写真が少なくすいません…。どうしても修理をしていると写真のことなど忘れてしまいます。気をつけます。

とてもきれいになりました。磨きはスタッフの福本(29)が行ったのですが、几帳面な性格がはっきりと出ていて私も安心して任せられます。

メタルクラ3

こうした変わった楽器が世の中にはまだまだたくさんあります。変わった楽器の修理は、よく見かける楽器の修理よりも格段に難しいです…

また何か変わった楽器があうるにやってきたらどんどんご紹介ていきたいと思います。お楽しみに!

あうるホームページはこちら www.owl-msic.com
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.30 2009 修理 comment1 trackback0

ホルン その1

こんにちは、お久しぶりです。竹中です。

ブログをご覧いただいていた方々、しばらく更新が滞ってしまい申し訳ございませんでした。
吹奏楽コンクールやら何やらで、ただでさえ苦手なパソコンをつつく気が起こりませんでした。有能なゴーストライターが欲しい…笑

それはさておき、しばらく更新をお休みしている間に色々な珍しい修理、大変な修理がありました。
今回は、その中でも一番最近にやってきたホルンの修理をご紹介します。
すいません、とりあえず最近のものから書かせて下さい…他のものは追々思い出します。

ホルンゆがみ

はい、ホルンです。もう少し寄りましょうか…

ホルンゆがみ2

すごい凹み…凹みというよりもよじれ、ゆがみ…とにかく最悪の状態です。しかもハンスホイヤーのホルンです。美品です。。

ホルンのベルをはずしたり、つけたりする時に一番気をつけなければいけないのが、無理な力をかけてベルや本体がゆがんでしまわないようにすることです。なので、普通はベルに手を入れて根元を回すようにします。

しかしこのホルンを使った方は、ベルをはずそうと本体とベルを片方ずづ二人で持ち、お互いに回したのです。しかも悪いことに、回す方向を間違えて締める方に回した結果このようなことに。もっともやってはいけないことの見本のようです。気をつけましょう。

まずはベルを外さなければ話になりません。ただ、管体が大きくゆがむほど締めておりますので、がっちり噛んでしまい、外れません。

色々と外す手段があるのですが、簡単なものから試していきます。

強く念じる 笑

持ち方を工夫して回す

色々な方向から叩く

叩きながら回す

熱して回す

強く熱して回す

溝を削って隙間を作る

こう書くと似たようなことをやっているように感じるかも知れませんが、それぞれ微妙に違います。
同じ叩くでも方向や強さによって、熱するにしても熱する箇所で違います。
ただ、どうやってもびくともしません。非常に強く噛んでいます。

なので…

ホルン

ベル部分がおかしい…何かついていますね。ベルをネジ部分を残してハンダを外し、代わりに鉄の板をハンダ付けしました。一応音は出ます。

これで長い板の両側をハンマーで回る方向に叩き、ようやく外れました。みな、直ったような喜びようでしたが、これでようやくスタートラインです。まだまだです。
ただ、最悪ネジ部分の交換だったので、その事態は避けることが出来ました。

ちなみに外れた写真はありません。すいません、また撮っておきます。

これからよじれた管体を直さなくてはいけません。その模様はまたアップいたしますので、お楽しみに!

最後にはしゃぐ森の写真です。

森

あうるホームページはこちら www.owl-msic.com

.17 2009 修理 comment0 trackback0
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